KAJIF

Return to raw materials

REVITALON

リバイタロン

REVITALONは、これまで捨てるしかなかったファクトリーで排出される廃棄物を一部使用し、資源化する取り組みです。「RE(再び)」「VITAL(生き生きとした)」を語源とし、廃棄物に命を吹き込み、新しい価値をもつ生地の製造を目指します。

工場内で排出される
残布や廃糸を原料として利用

生地の生産過程で必然的に生まれてしまう糸くずや残布。その量は、定期的に産業廃棄物処理業者へ引き取りを依頼するほどでした。REVITALONはそうした廃棄物の一部を再生させる取り組みです。リサイクル性に優れ、強度や耐熱性に優れた合成繊維「6ナイロン」の残布や廃糸を原料として使用します。

原料を加工し、
パートナー企業とともに資源化

KAJIFのファクトリーで排出された残布・廃糸は外部の協力業者のもとで粉砕して溶かし、粒状のペレットにします。再資源化したペレットは、素材の特性を活かし、適切な活用方法を考えていきます。

紡糸・製織して
新しい生地をつくる

再資源化したペレットから繊維をつくる開発に取り組んでいます。紡糸された糸はKAJIFファクトリーに戻り、再び生地へ。ファクトリー内での循環を実現します。6ナイロンを原料としたREVITALON生地は新たなナイロン素材へと生まれ変わり、バッグや小物などの製品に利用されます。

REVITALONは、これまで廃棄物だった糸くずや残布に光を当て、
資源としての役割を持たせることで、
新たな価値を創造し、社会に提案します。